不倫(不貞)慰謝料を請求された
慰謝料を請求された時は
突然、不倫相手の配偶者から慰謝料を請求される旨の連絡を受けた場合、余程このような状況に慣れていない方は、非常に驚かれると思います。また、同時に不安に陥ると思います。
そんな時は、一人で悩みを抱えてずに、信頼できる方に相談しましょう。
一般的には友人・家族が良いと思います。しかし、事情が事情なので、これらの人には相談し辛い場合もあります。そんな時には私達のような業種の者を利用する事も一つの方法です。
一人で抱え込んで、何も知らないまま、相手の言いなりになる事は避けた方が良いでしょう。
また、本当に不倫の事実がないと、自信を持って言える場合は、はっきりと「そのような事実はない」と主張しましょう。
慰謝料を払う義務があるのか
突然、慰謝料を請求されたとはいえ、こちらが不倫の事実を認識していなければ、例え現実的には不倫関係だったとしても、慰謝料を支払う必要がありません。
また、形式的には不倫関係にあったとしても、相手の夫婦関係が破たんしていれば、慰謝料を支払う必要がない場合もあります。
ただし、あくまで、加害者の立場にいる事なので、これらの理由を、こちらの都合よく利用できる訳ではないので、この2点を主張するには、相応の事実背景が必要になって来ます。
参考までに、よくある話ですが、「もうすぐ離婚する」「家庭内では不仲で、家庭内別居中だ」と聞いて、不倫していたケースがあります。しかし、客観的事実としてその様な事が認められなければ、夫婦関係が破たんしていたという主張が通る事は少ないと考えられます。